光る靴の製作

【2024年4月 小学6年生時の実験記事】
スニーカーにフレキシブルLED(ヒモ状のLED)と傾斜スイッチを取り付けて、歩いた時に、青色、緑色でピカピカと派手に点滅する「光る靴」を作りました。
夜、この靴を履いて歩くと、とても目立ちます。

マイコン博物館の展示室で、この靴を履いて、ピカピカと点滅させながら歩いていたら、おじさん達が、「ラズパイで制御しているの?」、「アルディーノで制御しているの?」と聞いてきましたが、マイコン制御は行っていません。

「傾斜スイッチ」という、傾くとスイッチがON/OFFになる、簡易な仕組みを使って、靴が前や後ろに傾いた時に、靴の前に取り付けたLED、靴の後ろに取り付けたLEDが光るように調整しています。

後で説明しますが、フレキシブルLEDは、引っ張られると、直ぐに切れて、壊れます。
歩くと、スニーカーは変形して伸びちじみします。

最初は、スニーカーにフレキシブルLEDを直接取り付けていたのですが、原因不明で、フレキシブルLEDが壊れてしまいました。

問題発生から、原因調査、対策、改善までの流れを見てください。

【光る靴の製作は、ハイテックラボの必修教材ではなく、自主研究テーマです】

 光る靴の製作理由

街灯などがない暗い道を歩いていると、車が歩行者を目視できず事故がおきてしまうということがあります。そのような事故を防ぐために、歩くことによって光る靴を作成しようと思いました。

ただ光るだけの靴だと物足りないので、歩いたときに、靴の前と後ろが交互に光るように工夫をしました。

ひも状の綺麗に光るLED(フレキシブルLED)が入手できたので、これを活用しようと思いました。

下の写真は、光るLED(フレキシブルLED)に通電して光らせた状態です。
目で見て眩しいぐらい強く光ります。

使用する部品、工具

工具

  • グルーガン
  • はんだごてセット
  • ドライバーセット

部品

  • 傾斜スイッチ   型番 YZ015
  • ユニバーサル基板
  • 熱収縮チューブ
  • フレキシブルLED 4本 型番 CY-FRX3002-M2001-B-E 青色 CY-FRX3002-M2001-G-E 緑色 3V
  • 単3電池4本
  • 単3電池二本用電池ボックス 2個

光る靴の仕組み

傾斜スイッチによるLEDの点灯切り替え

傾斜スイッチの写真

上の写真が傾斜スイッチ。内部に金属製の鉄球を持ち、傾きによって電気回路の接続・遮断を行うセンサーです。もともとは、中の接するところに水銀が多く使われていましたが、水銀は強い毒物のため、安全な鉄球式に変わっていきました。

傾斜スイッチが一定の方向に傾くと鉄球が移動して接点に触れ、電流が流れる仕組みになっています。

この靴には、前に傾いたときに光るものと、後ろに傾いたときに光るものの二つを載せて、双方のLEDを分けてオンオフできるようになっています。

この傾斜スイッチのリード線は、少し曲げただけで折れてしまいます。
リード線は、曲げずにそのままにして、基板からスズメッキ線を伸ばして、その先に傾斜スイッチを、そのままハンダ付けしました。

基板の製作

ユニバーサル基板を使って自分で回路図を考えて配線しました。電源スイッチと、コネクタ(青と緑)、単三電池2個分の電池ボックスが置ける基板で作り、LEDが光るようになりました。 

  1. 基板の両下端にコネクタをつける。 外側に接続ができるようにする。
  2. 基板から離れたところに 傾斜スイッチをつけるため、3~4本の錫メッキ線を基板に付け、一本によってからスイッチに付ける。 左右両側に付ける。
  3. 電源スイッチをつける。
  4. 電池ボックスのスナップをつける。
  5. 裏面に配線する。

小さなユニバーサル基板が、スニーカーに部品を取り付けるのに、便利が大きさだったので、そのまま使いました。
ユニバーサル基板に、フレキシブルLEDを接続するコネクタを取り付けています。

↑ 当初は被覆付き銅線で接続していましたが、強度や角度調整が行い難いので、錫メッキ線を束ねて接続する方法に改良しました。

傾斜スイッチと基板を接続する線は、当初は被覆付きリード線でつないでいましたが、切れてしまう事故がありました。

強度が弱いということは重ねれば強くなると思い、角度も変更できる錫メッキ線で配線をすると、角度を変えても取れることがなくなりました。

フレキシブルLEDの靴への取り付け方法

スニーカーへ フレキシブルLEDを直接取り付け・・・不具合発生!

最初は、グルーガンでLEDを直接接着していましたが、その方法だと、実際に歩いたときに基板とLEDの端子部分の接着されないところに負担がかかり、光がつかなくなってしまうことが多々ありました。

原因を考察したところ、歩く時の靴の変形でLEDのなかの配線が切れてしまったのではないかと予想しました。それを解決するためには、靴の変形によってLEDがあまり動かないような接着方法にする必要がありました。
歩いているとき、靴は思った以上に変形していると思いました

チューブ方式で少し改善しましたが、更に改善が必要。

初めに試したのは、基盤と接続させるところには、熱収縮チューブだけを付け、LEDは中に入れる方法でつけました。それでも、切れてしまうことがまだありました。端のほうは耐えても靴に直接つけ始めたところから切れていました。

チューブでLED全体を保護する方式…成功!!

ということで、LEDの接続端子以外すべてを熱収縮チューブの中に入れてチューブだけをつけました。

すると、問題なく動くようになりました!靴の動きや変形がLEDに伝わらないようになり、断線せず、トラブルを解決することができました。

完成した光る靴 歩くとこんな風に光ります。

歩いている動画だと、スニーカーの前後のLEDの点滅具合が解り難いので、スニーカーを手で持って、前後に傾けてみました。こんな具合に前後のLEDが動きに合わせて点滅します。
どの角度でLEDが光るかは、制御基板に取り付けた傾斜スイッチの傾きで調整できます。

動画のように、つま先が上に向いているときは黄色、地面についているときは青色が光るようになっていて、歩くごとに色の変化も楽しめます。

傾斜スイッチと基板をつないでいる線は太くしたので、角度の調整も心配なくすることができます。

↑完成までに消費したフレキシブルLEDの残骸たち たくさんの学びを得る材料になりました。

無事完成し、いざ履こうとなったときには足が大きくなってしまい、履きづらくなってしまいました…

主要部品の購入先

フレキシブルLED(ほかの色もあります) フレキシブルLED 緑色 CY-FRX3002-M2001-G-E: オプトエレクトロニクス 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

フレキシブルLED 青色 CY-FRX3002-M2001-B-E: オプトエレクトロニクス 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

傾斜スイッチ 傾斜スイッチ YZ015 GB製|電子部品・半導体通販のマルツ

とても楽しい靴なので、みなさんも製作してみてください。

【2023年4月 小学5年生時の実験記事】

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Author: ayato-2012
2026年4月に中学2年生になったayato-2012です。 私は小学4年生から今まで、たくさんの電子工作を体験してきました。 コイルを手巻きして二極モーターを作ったり、ゲルマニウムラジオや二石ラジオを作ったりしました。 初めて二石ラジオでラジオ放送の音が聞こえたときは、とても感動しました。 他にも、工作キットで作ったキャタピラのリモコン制御、最初の頃ははんだ付けがとても難しかったですが、様々なキットを作り、はんだ付けがかなり上達しました。 FMラジオのキットを作り、木の板で組み立てたスピーカーボックスも作りました。 スピーカーは、ラジオ以外でも、良い音が出るようになりました。 自分で安定化電源のレイアウトを考え、使いやすい形にしました。 電子工作以外にも、木製の小型本棚を作り、塗装もしました。 間の幅が変えられるようにして、実用性がある本棚を作ることができました。 ichigojamを使ったBASICプログラミングを体験しました。 傾斜スイッチを使い、歩くと靴に取り付けたledが光る靴を試作しました。 マイコンを用いて鉄道模型の自動運転をし、磁気センサーで模型の車両の走行状態を認識できるようにしました。 これからも頑張って、技術を学び、社会に貢献したいです。 動画 https://www.youtube.com/@ayato-2012-hightech

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