IchigoJam (イチゴジャム)を作りました。

【2023年8月 小学5年生時の実験記事】
IchigoJam (イチゴジャム)と言っても、パンに塗る甘い食べ物ではありません。
小さくて低価格、自分で組み立てできるシングルボードコンピュータです。

IchigoJamは、電源を入れるだけでBASIC言語が起動し、すぐにBASIC言語でプログラミングができるパソコンです。
小さななIchigoJamの基板に、USB式のキーボードと、コンポジットビデオ入力ができる液晶モニターをつなぐだけで、利用できます。

IchigoJamは、安くて簡単に準備できて、簡単にプログラミングできるので「こどもパソコン」とも呼ばれています。
子供のお小遣いでパソコンが買えるのは、本当に有りがたいです。IchigoJamを作ってくれた「中の人」ありがとう!

IchigoJamの組み立てキットは、ハンダ付けが難しい細い足が在るCPUチップがハンダ付け済で売られています。
ハンダ付けが簡単な、普通の部品だけを自分でハンダ付けする組立キットです。ハンダ付け初心者でも安心です。
今回は、IchigoJamをキットから組み立ててみたいと思います。

IchigoJamの仕様です。
Ichigojam S プリント基板ハーフキット (CPUのみハンダ付け済)
値段:約1400円
CPU:LPC1114FN28、または、LPC1114FDH28 32-bitマイコン 48MHz
言語:IchigoJam BASIC
メモリ:4KByte
記憶媒体 -:内蔵Flashメモリ4バンク / 外付けEEPROM対応
グラフィックス:32×24 テキスト(PCG対応) / NTSCビデオ出力
電源 :5V DC

自分で用意する物
・コンポジットビデオ入力端子のついた液晶テレビなどのモニター
・PS/2対応キーボード USBインターフェース
・microUSB端子付きの電源5V

それでは早速、IchigoJamを組立てみましょう。


IchigoJamのキットには、小さな部品がたくさん含まれているので、部品を無くさないように、パーツ入れに部品を入れました。組み立て説明書を見ながら、部品の取り付け間違いが無いよう、部品を小さな基板に取り付けました。



IchigoJamのキットに含まれる、抵抗器、水晶発振子、コンデンサー、コネクタなどをハンダ付けしていきます。
基板の真ん中に在るのが、IchigoJamのCPUで、この中にメモリなど、コンピュータに必要な全ての機能が含まれています。IchigoJamのCPUは、ピン数が多く、精密なハンダ付けが必要で、子供には難しいので、基板にハンダ付けされた半完成品の状態で提供されます。とても助かります。



IchigoJamの基板に部品をハンダ付けしています。ハンダ付けは、だいぶ慣れてきたののですが、普通のキットではなく、コンピュータを組み立てる初めての体験で、とても緊張してハンダ付け作業しました。


IchigoJamの基板に部品をハンダ付けしたら、抵抗部品などの不要なリード線をニッパで切ります。
この時に、ニッパの歯の先で、プリント基板の細いパターンをキズ付けないように注意する必要があります。
ニッパで切断したリード線は、勢いよく、あちこちに飛んで行き危険なので、ごみ入れに中にリード線が落ちるように基板とニッパの角度を調整してリード線を切ります。


IchigoJamの基板のハンダ面です。ハンダ付けした部分が、隣のハンダ付けとショートしていなか、ルーペ(拡大レンズ)を使用して、良く見て確認しました。


IchigoJamの基板の部品面です。抵抗やコンデンサー、コネクタなどが正しく取り付けできているか、説明書と見比べて、何度も確認しました。IchigoJamにキーボードを取り付ける、大きい方のUSBコネクタが、ちょっと下向きにハンダ付けされているのが解りますか? 配線上の問題は無いので、これで良しとしました。
基板の真ん中に在る、細いピンが左右に出ている白いLSIがCPUです。最初からハンダ付け済で提供されます。



完成したIchigoJamの部品取り付け確認、ハンダ付けの確認を何度も行って、間違いなしという段階に来たら、USB電源(小さいUSBコネクタ)と、PS/2キーボード(大きなUSBコネクタ)、コンポジットビデオモニター(黄色いコネクタ)を接続して、電源を入れます。ハラハラ・ドキドキの瞬間です。



電源を入れると、IchigoJamの起動メッセージがモニターに表示されました。
感動の瞬間です。嬉しくて、IchigoJamの周りを飛び回ったのですが、その写真は秘密です。

早速、IchigoJamの説明書にあるIchigoJam BASICの説明を読んで、BASICプログラムの動作確認をしました。

IchigoJam BASICのプログラム方法は、レトロマイコンのPC-8001に似ていました。

子供のお小遣いで買える小さなパソコン IchigoJam は凄いです。メモリサイズは4Kbyteと小さく、プログラムを記憶できる場所は4バンクですですが、工夫すると、色々な事ができます。

この IchigoJamの画面はモノクロ(白黒)で、「ラテカピュータ」というウルトラ珍しいレトロパソコンの画面に似て居るという事で、NHKの「ラテカピュータ」を紹介する番組で使う「ラテカピュータ」の再現画面を、このIchigoJamBASICを使って作るという「お仕事」をする事になりました。

IchigoJamBASICで「ラテカピュータ」でプレイするゲームのような画面を作り、NHKのディレクターさんへ渡しました。
残念ながら、私の作ったゲームプログラムは、NHKの番組内では使われなかったのですが、心優しいディレクターさんは、参加賞として「ゲーム制作費」をくれました。
自分が作ったプログラムで初めてお金を稼いだ経験は、とても刺激的でした。

おしまい。

【この記事は、2023年8月28日 小学5年生の時に行った実験記事です。】

Author photo
Publication date:
Author: anzu-2012
2026年4月から中学二年生になりました。 小学4年生の頃にマイコン博物館に出会い電子工作を始めました。  ゲルマニウムラジオを始めとした〇石ラジオシリーズや安定化電源、ゴム動力飛行機など様々なものを作りました。 物を浮かせたいという願望から作ったホバークラフト制作では重量を軽減させながらバランスを取らせることに苦戦しましたが 浮いたときはとても感動しました。 安定化電源制作では金属の加工が多く大変でしたが無事仕上げることができました。 安定化電源を作るときに書いたスイッチの回路は工作する中でよい学びになりました。 まだ回路を一から書いたりpythonなどのソースコードを一から 書くことはできませんが、知識と技術を身に着け、楽しみながら電子工作ができるように努力したいと思います。 Youtube anzu-2012 チャンネルをご覧ください。 https://www.youtube.com/@anzu-2012  

コメントを残す